何かを育てるということ

ayanpa

2008年10月06日 12:43

人は、何かを育てることで、その労力以上のものを得られるのではないでしょうか。
面倒なことや、煩わしいこともあるけれど、何かを育てたことによって得られるものはとても大きい。
それは、必ずしも物理的な得や、金銭的な得でなくても、ほかでは得られない精神的な充足感や、
”しあわせ感”なのかもしれません。

小さな庭から、小さなプランターから、季節の移ろいを感じられるのは幸せなことです。
まだ実のなっていないプチトマトの苗に鼻を近づけて、青臭いトマトの匂いを感じたり、パセリの濃い緑色の葉を眺めて生命力を感じたり・・・。普段、パソコンに向かっていることが多い私にとって、こういう時間はとてもゆっくりとした幸せな時間です。

子どもに「これがパセリだよ。葉っぱがチリチリしているね。大きくなあれって、お水をあげようね。」などと話しているとき、日々の忙しさに追われてイライラしていた自分の心が穏やかになっていくのを感じます。

家庭菜園で植物を育てることも、「かけた労力以上に得られるものが多い」ことだとと思いますが、
もしかしたら、「子育て」も同じなのかもしれませんね。”子育て・親育ち”とはよく言ったものです。
家庭菜園を通じて、野菜たちとともに自分もすくすくと伸びやかに育っていけたらな、と思います。


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